携帯 通信アンテナ 被災地 復旧作業 3 津波の被災地

携帯 通信アンテナの被災地での復旧作業の応援にかけつけのは、彼のチームだけではない。それぞれいろいろな技術者、工事の分担があり、調整しながら作業を行う。しかし、混乱の中、調整もうまくいかず、アイドリングや無駄足も出てしまう。
バックオフィスの支援が十分じゃない、東京は、何やっているんだといいたくなる、東京の上級職の認識が甘い。

アンテナ、基地局は、海岸の町でも、小高い丘の上に立てる。TVでも流れた瓦礫の先にある丘に上り、機能を確認する。電源さえつなげば機能するのか、パーツ交換がいるのか。だが、以外にも、基地局、アンテナそのものは、津波の損壊は免れているものが多かった。電源車さえ、調整がうまくいってりゃぁ・・。

待つしかない。小高い丘からは、瓦礫と海が見える。同僚とも会話のネタがない。言葉がない。黙って・・、なんかタバコの本数、増えちまいました・・と帰ってた彼は言う。

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